📖賢者の書/喜多川 泰 著
ベストセラー「君と会えたから……」「手紙屋」の著者である喜多川泰のデビュー作が
新装版として装いも新たに登場しました。
毎日の暮らしと、思うようにいかない仕事に絶望を感じていたアレックスは、ある日、思い出の公園で14歳の少年サイードと出会う。サイードは9人の賢者と出会う旅を続けていて、この公園で最後の賢者と会うことになっているという。
アレックスはサイードの許しを得て、サイードの旅の集大成である「賢者の書」を読み始めた。そこには、サイードが14歳の誕生日を機にスタートしたさまざまな冒険譚と、賢者たちから学んだ最高の賢者となるために必要なエッセンスがしるされていて…。
人間は何度だって生まれ変わることができることを強く確信し、生きるエネルギーをもらえるファンタジー仕立ての自己啓発書
(引用元:Amazon prime 内容紹介より)
2023年1冊目は小説を読んでみようと探していたところ目にとまった作品です。
作品紹介やレビューを参考に読み始めることを決めました。
どうでもいい情報ですが…私の読書スピードは非常に遅いです。が、
そんな私でも2日(本当は1日でと言いたかった。笑)で読み終えることができました。
高レビューで書かれていたように勇気をもらえる素敵な本でした。
主人公の思い出の公園がある場所はなんとドイツ!笑
勝手に親近感を持ちつつ読み進めることができました。
印象的だった言葉
- 君は一人の人間だ。つまり君にも無限の可能性があるんだよ。君はそう信じようとしているかもしれないが、それは正しくない。君はその事実に気づかなければならない。そう信じるのではなく、それに気づくんだ。
- 自尊心と他尊心は常に同じ高さでなければならない。
- 今何を持っているいないに関係なく、今日一日、成功者としてふさわしい過ごし方をするだけだ。
- 本当に手に入れたいものであればあるほど、どうやって人に与えるかを考えなければならないのだ。
- 昨日までの自分がどうだったからということに関係なく、人間は今日から新しい人生を始めることができるのだ。いや、むしろ毎日をそうしなければならない。それができるということを信じ、自らの集めてきたパズルのピースから目をそむけず、しっかり、そして素直に自分自身を分析し、そして変わろうとする勇気を持つだけで、人は、1日もあれば賢者になることだってできるのだ。
私にとって何かに悩んだ時、躓いた時に読み返したい一冊となりました。
自分がどんな人間になりたいのかを今一度じっくり考えて
毎日何かひとつでもその日の目標を達成できるような過ごし方を心がけていきたいです。